異邦人
- 作者: カミュ,窪田啓作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1963/07/02
- メディア: 文庫
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これは例外ですね。
いや、久しぶりにシビれました。凄い。
文学作品にありがちな閉塞感、不安感、絶望感みたいなものが意外とない、
結構爽やかな作品ではないかと。
実際主人公にネガティブな感情はみられないですしね。
主人公がブチ切れて司祭を罵倒するところなんか、
何とも言いようのない感動がありますね〜。
この年(10万3?歳)になったからこんなに感動すんのかな?
とはいえ、
これ読んで仕事のモチベーションがあがる訳ではないですね。
むしろ逆効果と思われますので、
ビジネスパーソンには向かないでしょうねえ。
上司は部下の手柄を奪え、部下は上司にゴマをすれ 会社にしがみついて勝つ47の仕事術 (幻冬舎新書)
- 作者: 伊藤洋介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/05/30
- メディア: 新書
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というかサラリーマンがターゲットですね。
先程のカミュと同じタイミングで読んだんですが、
内容があまりにも対照的だったんで、
自分の中で面白くなっちゃって載せてみました。
要するに、カミュと真逆の内容です。
ワシとしては、こちらの著作の方に不安とか絶望を感じましたが。
カミュ風に言うと「哲学的自殺」ということになるのでしょうか。
なんか随分ネガティブな言葉を連発してしまいましたが、
内容を否定するつもりは全然ありません。
むしろ全く御もっともでして、語り口も面白い。
少なくともカミュより役に立つことは間違いないです(笑)。
ちなみに、いくつか実践してみましたが、
思ったより楽しく仕事できそうな予感はしました。
ま〜でも、個人的に惹かれるのはカミュかなあ。